TOEIC 点数 付け方 各企業の配点 [TOEIC 点数 付け方]
TOEICのスコアを、各企業が具体的に、何点で昇格するのかについて
確認してみまたいと思います。
日立
幹部候補者 800点
管理職 650点以上
総合職 600点以上
日本IBM
係長・課長 600点以上
部長 730点以上
トヨタ
係長以上 600点
パナソニック
海外赴任者の選抜 650点以上
上場企業平均
係長 545点
課長 550点
部長 580点
どの上場企業も、TOEICの受験費用を補助してくれる制度があり
成績優秀者には、別に報奨金を出してやる気をおこさせるしくみを導入しているようです。
企業独自の工夫点
日立
・海外実習
・80種類の語学留学
トヨタ
・年間5回 社内的に英検を開催
武田薬品工業
TOEIC SWテストを導入する企業は、前回書いた通り増えているみたいです。
SWテストとは、スピーキング・ライティングテストに特化したものですね。
ビジネス英語は、こちらのほうが重要ということで、最近もてはやされているみたいです。
以下、導入済みまたは検討中企業です。
・日立
・ソニー
・NTTデータ
・全日本空輸
・サントリーホールディングス
・日本IBM
・ソフトバンクモバイル
前回、990点が最高点 ということで、ちらっと書きましたが、
TOEICのテスト問題は、リスニング(100問)とリーディング(100問)の合計200問で出題されるそうです。
これを5点ずつ刻んで、最高点を990点にとするそうです。
でも、これちょっと変。
200問で、5点すづなら、1000点満点じゃん。
いゃ、ここでもうひとつ、TOEICの特徴があるみたいなんです。
自分の英語の能力が変っていなければ、TOEICのスコアも変わらないという原則です。
そうなるようにテストが出題されなければならないという、ミッションになっているのだそうです。
確かに、信頼あるテストとして、定評を得るには、自分で受験して、その結果が
アー、勉強そうんなにしなかったし、確かにこのスコアだよなぁーって思うことが
大事なのですね。
そのために、単純に点数を5点ずつ刻むだけじゃだめなんですね。
こんなときは、理工学部出身の人なら、すぐに思いつくと思うのですが、
統計学を使うのですね。
確かに、公式サイトにもそう書いてありました。
合否ではなくスコアで評価
TOEICテストは、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。
このスコアは、常に評価基準を一定に保つために統計処理が行われ、能力に変化がない限りスコアも一定に保たれている点が大きな特長です。
これによりTOEICテストで、あなたの現在の英語能力を正確に把握したり、目標とするスコアを設定したりすることが可能になるのです。
なるほどね。
統計学を使っているということは、受験者数を母集団として、
分散分析を行っているということなのでしょうね。
一番有意な配点を割り出し、両端の点数は削るという特徴があるので、
1000点が満点には絶対ならないのですね。
逆に、最低点も0点を採用すると、統計学上、有意にならないので
0点の人もいないはずです。
どんなに、適当にやっても、0点を出させない出題と、配点になっているはずですね。
統計って、そういうある意味数字のマジックで、論文には欠かせないテクニックなので、
テストに信頼性を持たせるには、この統計学をうまく使うことは、すごく納得しちゃいました。
たぶん、TOEICの採点方法を論文化して、学会に提示すれば、査読されて
OKってなると思います。
そのくらい統計学を利用するということは、社会的に認めさせるには
十二分なほど、威力を持っていると言えますね。
だからといって、勉強内容に影響があるわけではないので、
しっかりと、語学力をつける努力は必要なのであります。
統計学知っていても、TOEICのスコアはアップしませんから。
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